先輩社員の声

私は線路の検査業務、保守業務に従事しています。特に検査業務は線路の状態が良くない箇所を見つけて、線路の保守業務へとつなげる重要な仕事です。列車が走る線路の状態を「ミリ単位」で検測しなければなりません。また保守業務では、安全・品質・工程に神経を尖らせ、列車の安全・安定輸送に貢献しています。

プロ野球の選手になりたいと思っていた時期もありましたが、いつからか人の役に立つ職業に就きたいと思いはじめました。鉄道は通勤や通学、帰省、旅行などたくさんの方が利用します。だれもが安全に快適に移動できるよう、鉄道の安全を守る。鉄道を利用されるみなさまの「当たり前の日常」を守るように努めています。

線路の保守業務は、主に列車が走らない夜間に行います。限られた時間の中で線路の品質を保ち、無事に作業を終えて始発列車が走るところを見たときには、この仕事でしか味わえない満足感がありますね。列車に乗っている人の姿を車窓越しに見たときは、「人の役に立ちたい」という夢を叶えたと実感できます。

もともとは建築志望、大学では土木を学びました。実は、鉄道業界のことはまったく知らなかったんです。そんなときに出会ったのが、第一建設工業のインターンシップ。自分が成長できる会社だと感じられたし、なにより自分の成長を評価してくれるところだと思えたのが入社の決め手ですね。

「変革と現状打破」のスローガンのもと、挑戦を続ける会社で、社員の資格取得に対しても力を入れています。私は入社2年目で二級土木施工管理技士、3年目で軌道工事管理者、4年目で一級土木施工管理技士の資格をとりました。上司のサポートもあって、資格を取得しやすい環境です。資格取得後は手当が支給されるので、勉強の励みもなります。

給与や福利厚生はもちろん、職場環境が良いこともポイントですね。いろいろな立場の人がいますが、年齢や立場をこえて、仕事の話からプライベートの話までできる風通しの良い職場です。私は出身が仙台で家族と離れて暮らしていますが、会社のアットホームな雰囲気には助けられています。