先輩社員の声

私は今、新幹線設備の修繕工事に関わる仕事をしています。現場では、列車とホームが接触しないための検査や、計画通りに工事が進んでいるかを確認するための記録をとっています。事務所では工事写真などを整理したり、新たに始まる工事の施工計画書を作成したりしています。

小学生の頃、自宅を新築したことがありました。当時担当してくださった方が女性の建築士。現場で働いている彼女の姿に、とても憧れていたのを覚えています。その後、建築を学べる高校に進学。授業を通じて次第に土木の分野にも興味をもち、今の世界へと入るきっかけになりました。

鉄道橋の桁を交換する現場に携わったときのこと。夜間に桁橋の交換を行い、無事に始発列車が通過した光景は今も目に焼きついています。それから、ホームの舗装や跨線橋の修繕、点字ブロックの交換をしたことも印象的でした。自分たちの手がけた駅が快適な利用につながっていることに、いつもやりがいを感じます。

働くうちに、女性でも活躍できることを証明したいという思いが強くなりました。もちろん、土木に携わる女性社員はまだ多くはありませんが、会社が働きやすい環境をつくってくれています。土木の現場を目指す後輩がこれからふえたらうれしいですね。

第一建設工業は、上司や先輩、同期に関係なくコミュニケーションが取りやすい職場だと思います。どんなことでもみんなが優しく教えてくれますし、何でも相談できるのが本当に心強い。また、会社が技術職の女性社員を対象に、講習会やミーティングを開いてくれます。悩みを共有できる場があることも、安心して働ける理由のひとつです。

これからもっとスキルアップもしたいですし、大きな現場を一人で任せてもらえる存在になるのが目標です。もちろん、結婚や出産などのライフイベントをむかえても、きちんと仕事を両立していきたい。それができるのが、第一建設工業なのだと思います。