先輩社員の声

線路の保守業務は、安全であることが大前提です。そのうえで、工事が計画的に進むよう運営をしたり、工事の品質を維持するために現場を管理したりするのが私の役目。線路の歪みを直す大型の保線機械や、道床（砕石）形状を整える機械のオペレーターとして従事するほか、自らも現場を指揮しています。

大学生のとき、第一建設工業の企業説明会に参加しました。はじめて知ることになった、ミリ単位で線路の歪みを直す大型の保線用機械、マルチプルタイタンパーの存在。この車両で仕事をしてみたい。その衝動が、今こうして第一建設工業で働いていることにつながっています。

やりがいを感じる瞬間は、工事が無事に終了して予定どおり始発列車が通過したとき。「今日も一日、無事故で終われた」とうれしくなります。鉄道というのは利用する人にとっては「あって当たり前」の存在。その当たり前を守り、作ることが私たち第一建設工業の使命だと思います。

社員を大切にする第一建設工業。自然とワークライフバランスを整えられるよう、会社側がさまざまな取り組みを反映してくれます。業務のシステム化、作業の効率化を目指した技術の導入にも積極的です。中でも印象的だったのは、各工事所・事務所が随時新しくなっていること。働く環境が快適であることも、現場で働く上では大切ですからね。

私が所属する部署は希望する日にはしっかりと休みをとることができるので、プライベートの予定も安心です。休日は仲間とキャンプや山登りをしてリフレッシュ。温泉やサウナに入ることも好きで、ゆっくりとした休日を過ごせていると感じます。

入社して9年目。会社では後輩もふえてきました。私がこれまで培った経験や技術を伝えていくことで、後輩たちの成長のあと押しになりたい。年数を重ねるにつれて、つい守りに入りがちですが、私自身の領域を広げて新しい業務、新しい環境に挑んでいきたいです。